おはようございます。
10月に行った伝書に出した作品。
「口 すべてはここから」です。

書芸院の教室の障子が破れると、
そこに父が書き損じの紙を貼っていきます。
元々は文字だった墨が小さく切り取られ模様のようになって、大きな障子のあちらこちらにはめ込まれています。
この作品を作るとき、書く言葉をボーッとその障子を眺めながら考えていました。
そうしている内に、ふと一つの障子に目が止まり、無性に「口」が書きたくなりました。そうやって出来たのがこの作品。
何がきっかけになるか、わからないものですね。
もしも、書芸院の教室に来られる機会があったら、ぜひ障子の模様も楽しんでください!